仕事忙しで撮りに行けないので、昔の写真でAFの考察をしてみます。
2022/07/18の撮影から蔵出しです。
まず、AF枠を入れた8枚を見てみます。

AF枠は赤のひし形に□があるグループAFです。
グループAFは「撮影者が選んだフォーカスポイント(グループ)を使ってピント合わせをします。広い範囲で被写体を捉えるため、誤って背景にピントが合ってしまうことが起こりにくくなります。1つのフォーカスポイントでは捉えにくい被写体を撮影する場合に適しています。」とnikonは言っています。 事例を見ると被写体が小さい場合に有効とあります。
メーカーの資料は何を言っているのかよくわかりませんので実験するのみです。
1~4枚目までは赤枠に少し掛かっていますが、5~7枚目はAF枠から離れてしまっています。
ピントがどうか、並べてみてみます。
1枚目


ピントはカワセミの足の下の水しぶきに合っています。やはり明るいものにピントがいきますね。
2枚目


これもしっぽの下の水玉にピントが来ています。カワセミはその恩恵でピントが来ているだけですね。
3枚目


しっぽの明るい部分にピントが来ています。やっとカワセミ君を捕まえたようです。
4枚目


カワセミ君にピントが合い続けています。
5枚目


□枠の外に出ましたが、ピントは合い続けています。これがAF-C コンティニュアスモードなんですね。
6枚目


ピントはカワセミを追い続けています。枝の横切りでもカワセミにまだピンはきています。えらい。
7枚目


まだまだ追い続けています。
この後はピントがボケていました。
2016年製の一眼レフ D500 は最初に□枠の中にカワセミを入れないとピントは合いませんが、その後は結構捕まえてくれています。
下はD500のAFポイントです。□と・を合わせて153点あります。
今回のグループエリアは□が4つと真ん中の□1つで5点だそうです。(よくわからん)

上下にAFポイントのない部分がありますので、そこにカワセミが行ってしまうとピンボケになります。
今回は画面の上に上がりすぎてピンボケになったと思います。
最近のミラーレスのR5,R6,R7などは画面全部にAFポイントがあるようです。
そしてカメラが鳥を探してくれますから中央で捉えなくてもピントは合うようです。凄いですね。
今回は去年の資料なのでカメラの設定が今と違うかもしれませんので、次回は最近の資料から再度分析してみようと思います。
ではでは...

枝戻り でした。
Nikon D500 + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + TC-14E II
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