私が普段のRAWファイルの編集、ビューアで使っているソフト「FastStone Image Viewer」の紹介です。
よくお世話になっている、「フリーソフト100」というwebの紹介では、
「キャノン、ニコン、オリンパス、ソニー、パナソニック等のデジカメで撮影した RAW フォーマットの表示に対応した画像ビューア。 フルスクリーンでの画像表示、スライドショーの表示・作成、リサイズ・カラー調整・グレイスケールや飾り枠などの画像加工、並んでいるサムネイル表示の画像順のシャッフル、タグ付け、画像の回転、タイムスタンプの変更、Exif 情報の削除、ファイル名の一括リネーム、スキン変更などの機能を備えています。」と紹介されています。
で、私がこれを使うのは (1)RAWファイルが扱える (2)とにかく使いやすい (3)まとめて一連の作業ができる、これが理由です。
海外のソフトです。寄付歓迎のフリーソフトです。インストール方法や日本語化(必要なら)は、調べてください。前述の「フリーソフト100」が詳しく書いてあります。
私はnikon使いですので、nikonには NX Studio というRAW現像ソフトがありますが、遅くて使いにくいのであまり使いません。
遅いというのはRAWファイルを読み込んでからくっきり映るまでの時間がかかるという意味で言っています。canonだとDPPというソフトがありますが、これも遅いです。
では機能の紹介です

ファイルを読み込んだ時の画面です。左側にファイルフォルダ。その右にはサムネイル。真ん中はその画像。
一番右は I キーを押すと出るEXIF情報です。 これらの並べ方は自由にできます。私はこんな感じに並べて使っています。
中央の画面にマウスを置いてスクロールボタンを回せば、画像は次々とスクロールして切り替わります。

画像の中でマウスを左クリックすれば、クリックした部分を中心に等倍表示になります。
この素早いスクロール表示と等倍表示を繰り返して、不要なファイルはデリートして消しいきます。鳥専科の私には消す作業が多いのでこの機能の速さは重宝しています。(鳥専科というより、ピンボケ、画面に入っていない、が多いのが原因なのですが...素早く使えるのは便利)

Xキーを押すとクロップ画面になります。これでクロップ(切り抜き)できます。

では実践編です。これが元のファイルです。

クロップして切り出しました。

やや暗いので明るくします。右クリックでメニューが出ます。 カラーからレベル調整に進みます。

右側にレベル調整のグラフが出てきます。

黒の真ん中のレベルを ー1.5 にしてみました。マウス左ボタンのクリックで元の明るさと切り替えて比較ができます。

並べてみました。 だいぶ明るくなっています。

別な方法は、カラー>色の自動調整 ですがきれいになる場合もあるし、とんでもない色になるときもあります。

これが色の自動調整の結果です。とんでもない色になりました。
違う画像でやってみます。

これが元の画像。

色の自動調整後、これなら使えますね。
その他にも、切り出したJPEG画像をまとめて一括処理できます。

指定した出力フォルダを作ってくれて、リネームで連番をつけて

横幅を1200ピクセルより大きい場合は1200ピクセルにリサイズし、これより小さいサイズはそのまま。
てなことが、まとめてできるので大変便利にありがたがって使っています。感謝感謝。
FastStone Image Viewer の簡単な紹介でした。
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