D500でカワセミを撮る
今日はカワセミ嬢は出てくれましたが、少しの滞在ですぐにいなくなってしまいました。
撮れ高も少ないので、こんな時はカワセミ飛びものの撮り方の研究をしてみます。
Nikon D500 +AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + TC-14E II テレコン
の組み合わせす。APS-C の420mmですので換算630mmになります。
その他のデータは画面に表示しています。カワセミとの距離は約15m。三脚・ビデオ雲台使用です。
フォーカスモードは AF-C。 AFエリアモードは グループエリアAF を使っています。
D500のAFは他にも、シングルポイントAF、ダイナミックAF(25点、72点、153点)、3D-トラッキング、
オートエリアAF などありますが、カワセミ飛びものには グループエリアAF をメインに使っています。
Nikon NX Studioという現像ソフトはフォーカスポイントが見えるので、これを表示させて検討します。
1枚目。カワセミが水中に飛び込んだところです。
狙いは水しぶきの中心ですが、振りがまだターゲットに追いつけていません。遅れています。
2枚目。大きな水しぶき。まだこのターゲットに合っていません。
3枚目。カワセミが出てきましたが、まだ四角枠の中に入っていません。少しずれています。
Nikonによると、「このグループエリアAFでは5点のポイントで構成されたグループから最適なピント位置が割り出されます。いわば、面でピントを捉えているので、ピント合わせが難しい被写体でも簡単に精度よくピントが合います。」と言っています。5点とは赤の四角枠4つと中心1つ(中心の四角は表示されていませんが)の計5点だと思います。
10枚/秒の連射ですので 3枚=0.3秒の間は同じポイントですので、その間にフォーカスを合わせたいです。
4枚目でやっとカワセミの羽にターゲットが合いました。でもピントは合っていません。
一度ターゲットを捕らえると、次ではAF-Cの威力でグループのゾーンを外れてもピントは合うようです。
これもピントが合っています。
まだピント合っています。
ピンは来ています。(くわえているのが、お魚では無いのに気づいたようで落としました。)
このあたりからピントが合わなくなってきてます。
これで思うのは、2枚目で水しぶきにターゲットが合っていれば、3枚目のカワセミが見えてきたときにはピントが
合うのではないか。ということです。
...言うは易し...ですね。 カメラの構え方、振り方 。。いろいろ考えます。
では、上記の結果をトリミングしたファイルで並べます。
4枚目です。フォーカスエリアで捉えただけでピントは合っていません。
5枚目、ピントが合いました。
小魚ではないのがわかって、捨てました。ピントが合ったのはここまででした。
ではでは。
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